Quantcast
Channel: 「無私」200%NPO的生活
Viewing all articles
Browse latest Browse all 816

【フィリピン緊急支援】先発隊現地報告②

$
0
0


201311PH01




Photo1:各国から届いた支援物資はセブの皆とに一旦保管されてある




201311PH02




photo2:小さな島からセブに移動してきた人々




201311PH03photo3:港に最も近い避難所




201311PH04 (1)photo4:被災者の心のケアーをするブースも用意されていた




201311PH05photo5:配給物資をとる家族




201311PH06photo6:購入した支援物資




201311PH07photo7:小分けして、配りやすいようにした





フィリピン緊急支援先発隊の中臺孝樹(なかだいたかき)さんより、第2回目の現地報告が届きましたので、転載します。

(以下、転載)

5,000人を超す死者で出ている台風30号の支援と現状把握のために、現地フィリピンに行った。

出国前から、現地の政府、NGOと連絡を取り状況を確認するも、良いニュースは出て来なく、2週間がたった状態で未だ通信は不安定、配給センターの未整備、赤十字ですら襲われると、状況は一向に良くならないように思えた。

一番被害のひどいタクロバンに行く方法は限られていて、現実的な方法はタクロバンの空港に飛び立つか、セブから船でオルモックに行き陸で移動するの二つ。現地に行くまで、タクロバンへ行く良い方法は特にない、という連絡をいくつももらっていた。

位置的にも経済的にも、セブが今後の復旧支援における大切なハブとなることは間違いないので、一日を費やしセブの街を見て回った。いくつかの避難所を回ることで、災害支援チームとのコンタクトを取る事ができ、また現地の人の話を聞く事ができた。

セブ市自体はすぐに立ち直ったため、物資は溢れている。日本から支援物資を送る手間と費用を考えれば、現地で直接購入し、被災地に送る方がはるかに効率的で、安く早く物を届けられる事がわかった。

船や飛行機の移動手段を調べて行くうちに、セブからタクロバン行きの飛行機はチケットを購入できる事がわかった。(帰りの便は買えない。)

そのため、東日本大震災の時の経験から、今後タクロバンに物資とボランティアは集中し、震災の時の石巻のような状態になるだろうと思い、(被害のひどい大きな街に人と物資が集まり、小さな村には支援が届かない。)途中セブ島とレイテ島の間にあるカモテス諸島内の小さな島をいくつか寄って、支援物資を渡しながら船でレイテ島に入る事を決断。

急遽スーパーで支援物資のお買い物。お米300kg、缶詰600個、インスタント麺400食、粉ミルク、生理用品を含む、災害キットを購入して、小分けにし運ぶ事にした。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 816

Trending Articles