東京はここ数日気合いが入った寒さです…
寒さ暑さが厳しくなると、盛り上がる者も数名。
完全なボランティアがスタートだった者は、困難があればあるほど燃えるものです。
それを微笑ましく思ったりもするのですが、NPOの存在についても考えてしまいます。
青年協議会スタッフ達は、ボランティアのまとめ役、この指とまれの指を出す人として給与が発生してます。
ボランティアから尊敬される立場でないといけませんから、自己犠牲の精神は大事だとは思いますが、
私的には、自己犠牲は代表の私だけで、スタッフ達はそれぞれの持ち場や役割で、労働の対価はちゃんと受け取ってもらわないと、社会にNPOは拡がっていかないなと常々考えています。
※逆に言うと労働の対価しか払えないので、給与が発生した場合は対価分必ず働いてもらいます。
現状では、独立を前提としたスタッフ(人材育成)達には自己犠牲の大事さと、捨てることで逆に入ってくる例を教えたりはしていますが、
そうではなく事務方や教育プログラム受講生達には、自己犠牲は勧めてません。
自己犠牲は格好いいです。
NPOのリーダー仲間と集まると、皆いくら損したという話で盛り上がるくらいです。
ですが、それだけじゃダメだと思います。
熊本の料亭「松葉」の山口さんから教えていただいた言葉が頭をよぎります。
「評価を求めない」という良い自己満足
「自分だけの楽しみにする」という悪い自己満足
良い自己満足で、社会にNPOを拡げるために頑張ります。