湯島事務所で行いました。
ブログを読んでいただいてる方々は先日の記事を見て、
え?なんでNPOなのに赤字なの?
と思われた方もおられると思います。
普通だったら、集まった募金を使うという順番ですので、赤字はあり得ません。
しかし、青年協議会では、「人材育成」に重きを置いてるため、毎月毎月この例会で予算(目標)を決め、その目標に向かって頑張ります。
決して無理な目標はたてません。普通にマジメにやれば到達できる目標を個々に決めて、それに向かって頑張ってもらいます。
目標達成のクセやコツを身につけてもらいたくて、このようなやり方にしてるのですが、
一人甘えて、二人甘えて…二人甘えたら全体が緩んで…となると目標達成できず、本部がお金を送りますと約束してるところには、上村剛が身銭をきって払ってます。
じゃあ支援しなければ…と良く言われますが、そこはボランティアとNPOスタッフの違いを、スタッフ達にも解って欲しくて、敢えて身銭をきって支援してます。
まだまだ日本では、どうしても「NPO=ボランティア」という認識が強いです。
違うんです。
ちゃんと受けたことは責任持ってやります。
その社会の認識を変えるためには、まずは自分とこのスタッフから、そしてまずは自分からということで身銭をきっております。
スタッフ達にこれが伝わるかなー…伝わらないとキツイんだけどなー…とか考えながら、
ボランティアと勘違いして無責任なことをやるスタッフを叱る日々です。
塾長からは「高きを悟りて俗に帰るべし。」と教わりました。
ボランティアを拡げていくためには、熱い心は隠し、緩く緩く人に接しなくてはいけないのですが、
ボランティアさん達に緩く接してるうちに、自分にまで緩くなってしまう子が大多数…
「高きを悟りて俗に帰るべし。」
「高きを悟りて」が無いから…いわゆる修行の期間が短く、ボランティアの視線でしか見れてないからか?と度々考えるのですが、
「じゃあ三年は下積みね!その間はオコヅカイだけ!」とか自分が受けたようなことを言ったら、まず誰も残りません。
ボランティアは広く薄く広めなくてはいけません。
しかし、そのリーダーとなる、この指とまれ!の指を出す役の人間は、やはりそれだけのことを求められます。
人材育成の道のりは果てしなく遠く険しいです。
※厳しいのはリーダーになるために入った子達にだけです。就業困難者として入った子達には、生活や向上心に対しては厳しいですが、ちゃんと指導は変えてます。
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平成27年2月度例会
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