お茶の間のドラマみたいに毎日なにかがある青年協議会。
本日は「息子を預けたくて…」とパパさんが相談しに来てくれました。
犯罪を犯して更正させるためですが、法務省からではなく親御さんがです。
青年協議会には、法務省からや役所のニート支援課からという門もありますが、
青年協議会への一番多い入り口は、やっぱり人づてです。
施設じゃありませんので、拘束もできませんし、本人のヤル気、向上心が無ければ、地獄みたいなとこです。(研修を終えて正規スタッフに残ってくれるのは約3分の1です。)
それでも「ホームページを見て」や「人から紹介されて」と電話してくれる方は尽きません。
アバウトさと臨機応変と、できるかぎりの放置が合う人間には合うのか、
ふて腐れて青年協議会入りした子が、ヤル気を出して頑張ってる姿を見るのが私の一番の楽しみです。
「社会のために頑張れば、全部自分に返ってくる。」
「文句を言わずに年配者の言うことを守れば、結果的に上手くいく。」
この二つをスタッフ達に実体験させるのが私の役目です。(本来ならばこの二つは永い永い時間がかかります。)
親御さんとは、システムやプログラム的なことはアバウトで、そんな指導方針だけで盛り上がりましたが、
どんなに盛り上がっても、それは親で、本人の気持ちが一番です。
親御さんに息子さんへの言葉を託しました。
~過去は変えれないが、過去の意味は変えれる~
犯罪を犯したという過去は変わりません。
しかし、だからといってダラダラと暮らしては、「やっぱり!」となります。
でも!精一杯人生頑張れば、「あれで生まれ変われた」となります。
頑張ることで、今拗ねて生活してる人達への希望になります。
本人が自分の足で進んで来るのを期待します。
☆☆☆特別☆☆☆
今悩んでるうちのスタッフに贈ります。
一度も心折れずに団体内でトントンと先に進んでる者もいいけど、
心折れたけど、やっぱりと頑張ってる者の後ろ姿は、
後輩達から見たら頼もしいし安心できるのではないかな?
全体で見たら、仕事が出来る人も、出来ないけど頑張ってる人も、同じだけの大事。
ユックリと深呼吸ねー♪