相反する教えですが決して矛盾ではありません。

塾長の言葉は日によってコロコロ変わるので、深く塾長を理解しないと、全く見当違いになってしまいます。

これは塾長の教えを受けた私にも言えることなので、他人に話す時やスタッフに教える時は言葉を増やしていかなくては…と考えさせられます。

例えば、「右向け右ができる人間を創らなくては」と言いながら、「創意工夫ができる人間を育てなくてはいけない」と常日頃言われます。

普通に考えれば、

はぁ？

でしょうが、これは、「小さいことは現場で対処できるが、方向性の決定は上司の指示に従うような人間を創らないといけない。」という意味です。

しかも立場が変わると、小さいことこそ報告しなくてはいけないので、真意を理解するまでにはかなりの時間を要します。

他にも「損得勘定抜きで！」と言いながら「経世済民無くして地域づくりは語れない！」とも言われます。

これは「自分自身は損得勘定抜きで考え、まわりの者に対しては、まず一番に生活を考えてあげるように。」という意味ですし、「経世済民が大事だからこそ、損得勘定抜きで考えて結果的に上手くいくようにしないといけない。」という意味です。（先に電卓弾いて物事を考えると、長い目で見たら上手くいかないからです。）

他にも、臨機応変にって言いながらぶれるなとか、地球規模で考えろと言いながら向こう三件両隣を…とか具合に、相反する教えばかりですが、ちゃんと理解すると全く矛盾してません。

これを他人に伝えるにはかなりの言葉と時間とその受け手の人生経験が必要だと思われますが、

せっかく受けた教えですので、これは私の役目と考え、どれだけ解りやすく若者に伝えれるかを大事にしたいと思います。

興味がある方は是非とも青年協議会へ♪